今まで直毛だった髪の毛が急にうねりだしたり、クセが出始めた場合は黄信号。
もしかしたら「薄毛」のサインかもしれません。
急激な髪質の変化を実感した時は、毛根が弱っている可能性があるので意識してケアする必要があります。
天然パーマのように生まれつきクセがある髪質であったり、シャンプーの変更、パーマをかけた結果として髪質が変化することは、ごく自然なことなので問題ありません。
注意するのは思い当たる節がないのにも関わらず、急に髪質が変化した時。
要因がないのに髪質が変化した時は薄毛の初期症状の1つかもしれないので注意が必要です。
以前と比べて髪がまとまりにくくなった、髪質がパサパサしてゴワつくようになった、以前はストレートだったのにうねるようになった。
これらの症状は30歳を過ぎたころから出てくる方が多い、髪質の変化の諸症状です。
髪質の変化に伴う症状としてあまり知られていませんが、クセ毛やうねりもその1つです。
そもそもなぜ髪質は変化するのでしょうか。
髪質が変化してしまう原因を以下にまとめてみました。
●髪の栄養不足
身体の健康同様、毛髪もすくすくと真っ直ぐに伸びる為には十分な栄養が必要です。
毛髪の状態が正常な場合は、円筒状に均等に成長しますが、髪に十分な栄養が行き届いていないと毛髪全体の均等な成長が得られず、毛の成長に部分的な「ムラ」が生じます。
その場合、円筒状に均等に毛髪が成長しないため、どうしても真っ直ぐに伸びず、毛の方向にランダムなうねりが出てしまいます。
そのため緩やかにカーブした「くせ毛」になります。
髪の毛というと体の外に出ている構造のため、あまり体の栄養素とは関係ないと思われがちですが、健康な髪を育むには栄養がとても重要です。
髪の栄養については以下のコラムに詳しく記載していますので、ぜひご確認ください。
『日々の食事・運動・マッサージで血行を促進』
http://www.trmc-hr.jp/column/post8.html
●細胞分裂の低下
髪の毛も細胞の分裂によって成長します。
しかし、その細胞分裂が乱れてくると成長の偏りが生じてしまいます。
細胞分裂の一番の原因は「加齢」によるものです。
加齢により細胞分裂のスピードが低下してしまうと、本来、円筒状に均等に成長するべき毛髪が十分な成長ができずに偏りが生じ、髪のうねりが出るようになります。
このように髪の毛は細胞の分裂によって成長します。
そのため、それぞれの細胞が均等に成長し、細胞分裂を行えるようにしなければなりません。
正常な細胞分裂の働きを助ける栄養素として、ビタミンB、亜鉛、アミノ酸が挙げられます。これらの栄養素は、細胞の新陳代謝を促進する働きがあるので、
髪質の変化が気になる方はサプリメントで栄養素を補うことで髪質を改善させることができます。
当院が開発に携わった『OMIAS』はビタミンB群や亜鉛を始めとした健やかな髪の成長を助ける成分を含むサプリメントです。
髪質の変化でお困りの方はぜひご相談ください。
キレイな髪の成長のためには適度な睡眠と栄養が欠かせません。
髪の毛も体の一部だと再認識してもらって、日々の生活を見直してください。
「クセ毛になった=薄毛になる」とは言えませんが、薄毛になるリスクが高まっていることも確かです。
髪質の変化を1つの指標として、日々の生活を見直していただくのに良い機会かもしれません。
もしかしたら、体からのSOSかもしれませんよ。