5分で分かる!女性の薄毛・抜け毛・眉毛~キレイのためのコラム~

女性の薄毛と白髪には関係がある?

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白髪は、薄毛と並ぶ毛髪に関する深刻なお悩み。東京国際クリニック/医科にいらっしゃる患者様にも、この両方の問題に悩まれている方が多くいらっしゃいます。

白髪は、実際の年齢よりも老けた印象を与えてしまいがちですので、女性にとっては大きな悩みの種です。今回は、薄毛と白髪をテーマにご紹介します。

年を重ねると白髪が生えてくるメカニズム

髪の毛は元から黒色をしているわけではありません。生まれたての髪の毛は色素がついておらず、実は白色をしています。伸びるにしたがってメラニン色素による色付けが行われるため黒色となって髪の毛が生えてくるのです。

しかし加齢によってメラニンをつくりだす機能が低下することで、白色のままの髪の毛が生えてくるというのが、白髪が生えるメカニズムです。

白髪が生えてくる時期には個人差があり、10代のうちにいわゆる“若白髪”が生えてくる方もいれば、いくつになっても黒々した髪の毛を保っている方もいます。平均的には、30代後半頃から白髪が生えはじめることが多いようです。

 

その白髪対処法は、間違っているかもしれません

以下のような白髪の対処をしている方が多くいらっしゃいます。しかし、その対処法は正しいでしょうか?

 

白髪を抜く

1本や2本の白髪を発見したときに、ついやってしまいがちな、抜く行為。「白髪を抜くと増える」という話を聞いたことがあると思いますが、こちらに関しては実は医学的な根拠はありません。

しかし注意していただきたいのが、髪の毛を無理やり抜くことで毛根にダメージを与えてしまうということです。何度も抜き続ければ、最終的にその毛穴からは髪の毛が生えてこなくなってしまいます。また、抜いた毛穴に雑菌などが入り、炎症を起こす恐れもあります。これらは薄毛の原因にも大いに関係してきますので、安易に白髪を抜く行為は控えるようにしましょう。

 

白髪を切る

髪の毛を切ることで、頭皮や毛根へ悪影響を与えることはありません。しかし、全ての白髪を切って目立たなくするのは、毛量が減ったり、手間もかかります。そのため対処法としては現実的ではないでしょう。

 

白髪染めをする

抜いたりする方法は白髪が少ない場合しかできませんが、増えてきた白髪の対処には白髪染めもひとつの手段です。しかし、白髪染めは髪の毛や頭皮へ与えるダメージが少なからずあるということを忘れてはいけません。

白髪に黒色を定着させるためには、強い薬剤を使用し、なおかつ根元が伸びてくるたびに繰り返し染め続ける必要があります。白髪染めは、市販のカラーリング剤よりも強い薬剤なので、髪の毛の水分が失われてパサパサになったり、髪の毛が細くなったりする恐れがあります。白髪を染めることは手軽な手段ですが、それを維持すること(メンテナンス)も大変ですし、根本の対処法にはなりません。

 

白髪は先々のことを考えた対処をしましょう

先にお伝えした通り、白髪染めが髪の毛や頭皮に与えるダメージはゼロではありません。薄毛や抜け毛が気になる方は、症状が進行する恐れがあるため、白髪染めの使用はおすすめできません。

白髪が目立つようになると、隠すためにどうしても白髪染めに手を出してしまいがちです。しかし5年、10年先のことを考えると、髪の毛や頭皮へのダメージを蓄積させないことが大切です。

メラニン生成の機能が低下する原因は、加齢以外にも、ストレスや生活習慣の乱れなどがあります。髪の毛の色を作るメラニン細胞は、一度減ってしまうと元には戻りません。メラニン細胞が作られる正常なうちから、食事や睡眠などの生活習慣を見直したり、ストレスを溜めない生活を心がけたりして、予防をすることが大切です。

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